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普段入らないお店に入るという小さなリスクテイクで社会に生かされない人間として自立する訓練をする

2012.05.05.Sat
※リスクヘッジ(Risk Hedge)
危険を回避すること=リスクマネジメント

※リスクテイク(Risk Take)
損失を想定した上であえて危険な道を選ぶこと

 大恐慌や不況になると、人々は悪い均衡のコーディネーションに集まるということがわかっていて、この場合の均衡選択に関するアルゴリズムは存在していないんだそうです。ケインズの"Animal Spirits"という概念はたしか、需要の上昇傾向だった気がします。つまり、景気がよくなればなるほど、長期的な購買や投資に手を出すということなのです。逆に、震災や不況などで心理的な不安が高まると、短期的な購買(食べ物の買い占めなど)に走るのです。

 食料や衣料などが短期的、家電や車、あるいは住宅などが長期的な購買といえるでしょう。震災や不況のとき、政府がいかに"政治"できるかというところにかかっているのです。つまり、リスクヘッジ→リスクテイクへの転換ができるかというところなのです。

 ただ、私たちは社会に生きているわけですが、社会に生かされているわけではないということを把握しないとならないのです。生かされるのではなく、自ら積極性をもって社会の中で生きているのです。それすなわち、政府がやってくれないなら自分でやるほかない!ということなのです。

 現在の政府は脆弱です。誰がどうみてもそう判断を下すのではないかと思っております。複数均衡であるところを、(政策の結果的に)悪い均衡にばかり促しているように感じるのです。そうなると私たちは心理不安にかられますから、短期的な購買のみに制限されるのです。現在のアメリカが特にそうですね、薄っぺらい需要に経済が死んでます。TPPのおかげでオバマさんの株が騰がれば、少しはリスクテイクに変わるかもしれません。

 閑話休題。誤解をおそれずいいますと「リスクテイクをしないことが、もうリスクなのではないか」ということなのです。私たちの生活にある、あるいは社会にあるカリキュレイテッド=リスク(想定できる危険性)を見つけだし、それがリスクテイクしたほうがいいことなのかどうなのかを判断する力(リスク=リテラシー)をつけるべきなのかもしれません。

 べつに、私はここで「企業しろ!」とうたっているわけではなくて、リスクヘッジばかりして、短期的な購買ばかりになると、社会がつぶれてゆくから、もう少し楽観的になって、身の回りの小さいことからリスクテイクしようぜ、ということがいいたいのです。

 いままで入ったことのないお店に入ってみたら、頼んだことないメニューを注文してみたり、いつも通らない道を選んだり、怒られそうなことを言ってみたり、ちょっとだけ大袈裟なことを言ってみたり…

 これらは、リスクテイクすることが目的になっているから、結果は割とどうでもよく感じるのです。勇気を出して入ってみたお店が美味しくなくとも、勇気を出すことが目的ですから、味など結構どうだっていいのです。

 勇気や自信がない人は、リスクに強い人と一緒にいるのがよいです。いつだってリスクテイクする友達のあとに付いていってください。引っ張ってってもらってください。そうするとだんだん、自分は何もしてないのに、勇気や自信がついてくるのです。

 賢い人と一緒にいると(何もしなくとも)賢くなれるし、馬鹿なやつと一緒にいると(何もしてないのに)馬鹿になるのです。人は環境によって性格がかわるのです(=環境順応)。ギャルのなかにいれば、特に何をするわけでもなくギャルになることができるのです。バンドやってれば、勝手に楽器ができるようになるのです。

 失敗すると人が離れてゆくのは、失敗した人の近くにいると、何もしてないのに失敗するからなのです。成功したとき人が集まってくるのは、成功したいからなのです。失敗して周りに人がいなくなってしまったら、同じ境遇の人を探して、ともに立ち上がるのです。強い意志を持っている人と一緒にいれば、意志が強くなりますから。

 こういった人間の順応性はミラーニューロンなのでしょうか。私は詳しくしらないのですが、悪い均衡の中にいれば、本当に悪い均衡になるのです。社会に生かされてはいけないのです。生かされれば「社会次第」になってしまいますから。自信のある社会とか、活気のある社会とか、生命力のある社会ならよいのですが、いまのような脆弱で萎れた社会の中で生かされていても、自分が目減りしてゆくだけなのです。自分で生きるのです。いわゆる自立です。

 その第一歩として、小さなリスクを取る訓練をするのです。入ったことないお店にゆくのです。降りたことのない駅で降りるのです。名も知らないカフェにゆくのです。はじめてみた名前の著者の本を手にとってみるのです。リスクテイクはこういったところから始まります。幸運を祈ります。ありがとうございました。
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